独学保育士×100冊×子育て

二児の母です。子育て中に独学3か月で保育士試験に合格。100冊以上の育児本を読んだ経験を活かし子供の教育・資格試験の勉強法などを書いていきます

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『公立校で伸びる子はここが違う!「本物の学力」をつけるために親ができること』の感想

『公立校で伸びる子はここが違う!』(松永暢史)を読みました。

今回、再読です。一度目は去年。

そして、今回子どもが小学生になったのを機に再読しました。

 

『公立校で伸びる子はここが違う!』の著者・松永暢史氏は教育コンサルタント・受験のプロとして活動されている方です。子どもの教育に関する本をたくさん執筆されています。

 

本書の中で著者は、中途半端な私立中学に通わすくらいなら、公立に通わせなさい。そこで、トップ1/3に入ることを目指して勉強させればよいということを述べています。

その方が、金銭的にも時間的にも余裕が生まれて子どもの成長に良い影響をもたらすことができますということらしいです。

もし、公立で不安なら、公立の中高一貫校を目指すという方法もありますよ?と書いて本書を締めくくっています。

 

感想

まず、私が気になった著者の主張について述べていきたいと思います。

①「公立に通えば金銭的にも時間的にも余裕がうまれます」について

私立に通うと金銭的に厳しくなる家庭が多くなることから、旅行をあきらめたり、レジャーが減る可能性を指摘しています。

そうなれば子どもに豊かな体験をさせてあげられることが困難になると。

また、私立に通う通学時間を考えると、近所の公立の方が時間的にも余裕がうまれる。そこで部活動などに精を出しながら勉学に励んでいくのもありなのでは?と著者は言います。

 

ただ著者の想定している公立中学校は、それなりの公立中学なのでは?と私は感じました。公立でも勉強熱心な地域があります。

そういう地域の公立に通わせていれば、この方法でもOKなのかなと。


授業が成り立たない荒れた公立中学校だと、どうなんでしょうか?と感じてしまいました。

 

②「公立で不安なら、公立の中高一貫校を目指すという方法もあります」という提案について

以前読んだ時には公立の中高一貫校という選択肢を新鮮に魅力的に感じたものです。

でも、今回再読してみて、やはり公立の中高一貫校は設立して間もない学校も多く、将来的にどうなのか?という点が気になりました。

そもそも現在成功している公立の中高一貫校って日本にどのくらいあるの?と。
通える範囲で探してみても案外少ないものです。

 

本書を出版されたのが、2009年。現在、2019年。出版されてから、10年が経過しています。

現在、公立の中高一貫校の数が爆発的に増えているという感じでもない・・・となれば、やはり今でも私立か公立かで悩む方が多いのではないかと感じました。

 

③参考になったところ

気になる点を先に書いてしまいましたが、本書には参考になることも書かれています。

まず、公立校でトップ1/3に入る方法についてです。

 <公立校でトップ1/3に入る方法>

①塾、家庭教師を上手に活用すべし

②漢字、計算といった基礎をないがしろにしない

③家で予習・復習をきちんとする

④わからないところをそのままにしない

⑤宿題、提出物はそつなくこなす

そして、国語力・算数力を鍛え上げることが大切である。

 

まぁ、あたり前のことが書かれていますね。

ただ、この当たり前のことをきちんとするって案外難しいことなのではないかと最近感じています。

 

あと、教科別に関しては本書は以下の通りに説明しています。

 

・国語→たくさんの本をよませるべし。音読も大切。

・算数→正確な暗算能力を鍛えるべし。パズルなどに親しんで試行錯誤力を培うべし

・理科社会→なぜ?どうして?を大切にすべし

 

まとめ

私は中学受験を経験していませんので、私立中学の実態を知りません。

よって、本書で書かれていることがどこまで真実なのかは分かりません。

 

ただ、本書で著者が指摘しているように、本当に優秀な学生は小学6年から本格的に勉強し始めてもトップ私立中学校に合格できるというところは理解できます。

かつてわたしの周囲にも、そういう子がいました。

 

我が家の方針は未だ決まっていませんが、とりあえず小1・2の小学校の低学年のうちは基礎をないがしろにしないように着実に勉強をすすめていけるように、私もフォローしていきたいなと感じました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。