独学保育士×100冊×子育て

二児の母です。子育て中に独学3か月で保育士試験に合格。100冊以上の育児本を読んだ経験を活かし子供の教育・資格試験の勉強法などを書いていきます

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『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』を実践したら、どうなるか?

 

 

今日は『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』という本の感想です。著者は瀧靖之氏です。

 

瀧さんの本は以前、『アウトドア育脳のすすめ』という本を当ブログでも紹介しています。

 

www.shizuka-mama.com

 

『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』

本の主な内容は下記のとおりです。

 

・成績が伸びる子は幼少の頃から図鑑が大好き

・実際みたものを図鑑で見ることで、バーチャルの知識とリアルの体験を結びつける

・好奇心が旺盛なら、成績は後からついてくる!

・図鑑のはじめどきは、子どもの好き嫌いが出るまえが良い。遅くても3歳、4歳

・好きなことをきわめれば、脳全体が成長する。

 

私が特に気になったところは、「実際みたものを図鑑で見ることでバーチャルの知識とリアルの体験を結びつけること」が、何故子どもを賢くするのか?ということでした。

つまり、脳をどう刺激するのか?という(脳科学による)根拠を知りたかったんです。

 

それについては、本書で瀧氏は以下の通り説明しています。

 

まず、人間が本を読むときは、脳の「言語野」とよばれている「側頭葉」「前頭葉」などが活性化しやすい。

また、図鑑というのは文字以外にも画像(写真など)も載っている。

そのため、図鑑をよむことで、図形認識や空間認知を担う脳の領域も活性化する。

そこに、さらにリアルな体験が加わると?

視覚、聴覚、触覚、嗅覚など、脳の色んなところを刺激する!!

よって、子どもの脳全体を刺激するということになるんだとか。

 

なるほど!これなら、私でも理解できます。

 

この話から、アウトドアが脳の発達に良い理由も理解できました。

 

<アウトドアが脳によい理由>

まず、アウトドアというリアルな体験が脳を刺激する。視覚、聴覚、嗅覚、触覚など。

アウトドアで見たものを図鑑で読むことで、リアルな体験とバーチャルな知識がむすびつくため、記憶にも定着しやすい。

かつ、図鑑を読むことで、脳の「言語野」・図形認識・空間認知を担う脳の領域も刺激する。

結果、脳全体が刺激されアウトドアが脳の発達にとても良い!!と私は理解しました。

 

本書を実践したら、どうなる?

実は、私はこの本を2年ぐらい前に読んでいました(図書館で借りて読みました。今回も図書館で借りました)。

 

本を読んでいて、「あ、この本よんだことある」と思い出しました。

そして、かつて本書の内容を我が家でも実践したことも思い出しました。

 

実践してみた結果、どうだったか?

 

我が家の場合、本書のやり方では上の子は図鑑に興味を持たなかったです。

そして、あれから数年経ってみて「何故当時うまくいかなかったのか」私なりに考えてみました。

 

<当時うまくいかなかった原因>

①前回の私は「この本の通りに実践しよう!」と意気込みすぎていた。

②結果、私の望むように図鑑を見てくれない我が子に少し?かなり?イライラ。

③著者の子どもと、我が子を比較してしまった。

(本書には、著者のお子さんのことが載っています。どうやら著者のお子さんは、この図鑑作戦で好奇心が旺盛になり、文字に興味をもったりと色々大成功だったようなんです。でも、我が子は著者のお子さんのようにはいかない。そこにイライラ?してしまった)

④本書は、とにかく図鑑、図鑑!図鑑が良いと、図鑑をめちゃくちゃ推している。「でも、図鑑よりも物語を好む子だっているでしょ?」という気持ちが私の中であったから。

⑤我が家の場合、上の子が4才か5才ころに本書を読んだので、急に図鑑を読ませようとしてもうまくいなかったのかも?

 

でも、一番の要因は

子どもがどの分野に興味があるかを考慮せず、一般的な図鑑(花、昆虫など)を子どもに読ませようとしたことが原因かなって今は思っています。

 

ただ、そんな失敗をしながらも、現在我が家の上の子は図鑑大好きです。

なぜ?と色々考えてみましたが、私がやったことは、子どもの好きな分野の図鑑を一緒に読んであげたことでした。ただ、それだけです。

 

図鑑と言われると、つい「小学館NEOシリーズ」とか学研シリーズを思い浮かべてしまうんですが、実は図鑑って色々あるんですよね。

我が家の上の子が好きだったのは「人体」。

 

子どもの興味にそって、「人体」に関する色々なマニアックな図鑑を図書館でさがして読んであげていた。どうやら、それが良かったみたいです。

今は子どもの興味も色々と広がり、さまざまな分野の図鑑も少しずつ読んでいます。

結果的には、図鑑好きに育っているのかな?と思っています。

 

なので、著者の言うように、「子どもの好き嫌いがはっきりしてくる前に色々な図鑑に触れさせる」のも良いと思いますし、我が家のように「いつか読んでくれたらよいかな」と子どもの興味にあわせたものを読んでみて気長に待つのも一つの方法かなというのが私の感想です。

※下の子(2歳)は、上の子の影響で1歳代から図鑑を読むのが好きなので、やはり早めに色々な図鑑をそろえてあげると、図鑑好きなりやすいのかもしれません。

 

あと、今回再読してみて、本書には私がすごく勉強になる箇所がありました。

・図鑑を眺めるのは短時間でも良い。毎日眺めることが大切であるということ。

・図鑑を読むのは知識をつけるためではない。好奇心をのばすためである。

・知識は暗記させることが目的では無い。知識を忘れてしまっても、好奇心が育っていればOK!!

・子どもの好きなことをとことん伸ばしてあげて!

上記が私の心に凄くひびいたところです!!

英語・音楽教育のはじめ時

本書は、0才~図鑑・絵本・音楽に親しむことをおすすめしています。

そして、3才~5才に楽器・運動。8才~10才で語学に力を入れると良いとおすすめしています。

 

著者の瀧さんによると、3才~は子どもの巧緻運動の時期(手先を動かすことが大切な時期)であり、3才頃の早い時期にピアノを始めると脳が刺激されるんだとか。

ただ、私が以前とりあげた記事では、ピアノは早くても5才から始めることを推奨しています。

 

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ピアノのはじめ時については、今回の瀧氏と、過去記事で取り上げた『まちがえない!習い事』の正司先生では多少意見が異なります。

でも、お二方は凄く共通した考え方もお持ちなんです。二人の共通した考えは以下の通りです。

・小さいころから音楽に親しむことが大切である。

・そのために、家で音楽のCDをながしたり、親がピアノをひいてみたり、音楽に自然に親しめる環境を用意してあげることが大切である。

 

 

ピアノを習わせたいと思われている方の中には、やっぱり「いつからピアノを始めるのか?」は悩むところですよね。

でも、とりあえず0才のころから音楽に親しめる環境を用意しておけば、実際習い始める時期はいつからでも大丈夫なのかなというのが私の見解です。

 

では次に英語です。

 

瀧さんは、英語を0才から始める必要はないと言っています。

ただ、語学も脳の発達のピークがあるのではじめ時は大切らしいです。その最適な時期が8才~10才なんだとか。

(瀧さんは。0才からの英語教育には慎重派のようです)。

瀧さんいわく、英語は学び始めるのが遅すぎると、英語を習得するのに膨大な時間を要するとのことです。なかなか難しいですね。

 

なお、英語のはじめ時についても、私が過去記事で取り上げた本と瀧さんではちょっと考え方が異なるんです。

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過去記事で取り上げた本では、できるだけ子どもが小さいころから英語を始めることを推奨しています。

この本を参考に、我が家も子どもの負担にならないよう毎日少し英語に触れられるようにしています。

 

英語教育については色々な意見があるので、結構判断が分かれるところなんですよね。

なので、結局は「親がどういう目的を持って子どもに英語を学ばせるのか?」ということをきちんと考えておく必要があるのかなと改めて思いました。

まとめ

本書をまとめると以下のとおりです。

・図鑑はやはり子どもの好奇心を刺激するということ。

・図鑑は出来るだけはやめに用意してあげることが大切であるということ。

・図鑑は知好奇心を刺激することを目的として読むことが大切であるということ。

 

ここからは私の意見ですが、図鑑と言っても色々な種類があるので、子どもの興味のある分野の図鑑から始めればok!(それが多少マニアックな分野であったとしても問題なし!)かなと思います。

確かに図鑑は色々な写真やイラストが載っているので、上手に使えば子供の好奇心を伸ばすきっかけになると感じます。結局、何を与えるかではなく、どう使うかが大切なのかもしれません。

 

そして、本書の「知識は暗記させることが目的では無い。知識を忘れてしまっても、好奇心が育っていればOK!!」という箇所が私は凄く好きでした。

 

「 色々覚えさせないと!」と親が意気込みすぎちゃうと、親も子どもも楽しくないですもんね。楽しく子育てすることが大切なんだなと改めて感じました。

 

なお、本書(『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』)には子どもの能力は遺伝か環境が影響するのか?についても書かれています。

 

こちらに関しては、過去記事で取り上げています。よければ、読んでみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。