独学保育士×100冊×子育て

二児の母です。子育て中に独学3か月で保育士試験に合格。100冊以上の育児本を読んだ経験を活かし子供の教育・資格試験の勉強法などを書いていきます

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独学3ヶ月で保育士試験に受かる!!勉強方法について。お金をかけずに効率的に勉強する方法

 

私は、去年(平成30年・2018年)の保育士試験・後期試験に独学3カ月で一発合格しています。


そして今日は、独学3カ月で保育士試験に受かった私の勉強方法についてご紹介したいと思います。

 

「もし子育て中に何か資格を取ろうかな」と考えている方は、参考にしてみてください。少しでもお役にたてれば嬉しいです。

 

保育士試験・試験範囲

保育士試験は、出題範囲が広いです。なので、試験は二日間にわたって行われます。

<試験範囲>

☆一日目

1.保育の心理学
2.保育原理
3.児童家庭福祉
4.社会福祉

☆二日目

5.教育原理
6.社会的擁護
7.子どもの保健
8.子どもの食と栄養
9.保育実習理論

ざっと、こんな感じです。

筆記試験の合格基準は、全科目100点満点のうち6割(60点)以上全て合格する必要があります。(ただし、「教育原理」および「社会的擁護」については、「教育原理」「社会的擁護」のそれぞれについて満点の6割(30点)以上の得点が必要になります。)

そう。結構範囲が広いんですよね。でも、大丈夫です!

保育士試験は科目別の合格制をとっています。一度合格した科目は、翌々年までの3年間有効となるんです!!

つまり、もし不合格になった科目があっても、次の試験で不合格した科目のみを受験すれば良いのです。

なので、最初から、「今年は一日目の科目のみを受験しよう」という感じで勉強されている方もいるそうです。

でも、私は全部勉強して、一発合格を目指すことをおすすめします。

なぜなら、保育士試験は、科目は多いのですが、内容が重複していることが多いからです。

 

保育士試験・独学 勉強方法

では、私が実際におこなった勉強方法についてご紹介します。

 

①最初に基本書に一通り目を通します。l

私が使ったのは「いちばんわかりやすい保育士合格テキスト 上下」 (成美堂出版) です。この時は、簡単に読む感じでOKです。ここはスピード勝負。一気に読んでしまいます。(わからない箇所は、とばします)

いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上巻] ’19年版

※これを一番使っている人が多そうだったので、こちらにしました。

実際使ってみた感想は、「広く・浅く」って印象ですが、良かったです。でも、あまりにもあっさり書かれている箇所もあったので、そちらは下記⑤で補足しました。

 

②ユーキャンの「過去&予想問題集」を一通り解きながら、再度基本書に目を通します。

2019年版 ユーキャンの保育士 過去&予想問題集【取り外せる問題冊子・赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

問題集を解き、間違えた問題にはチェックしておきます。
そして、問題集で解いた範囲について、基本書を再度読み込みます。基本書に書かれていることは90%理解&60%覚える感じです。
例)ユーキャンの「過去&予想問題集」で「保育の心理学」を解いたら、その後、基本書テキストの「保育の心理学」を読みます。

 

※過去問&予想問題集は「ユーキャンの保育士 過去&予想問題集(ユーキャンの資格試験シリーズ)」を使用しました。

 

でも、これだけでは過去問は網羅できません。よって、足りない部分は下記⑤を参照ください。

※「保育の心理学」等のように人の名前がいっぱい出てきて「すぐ忘れてしますう」と感じる箇所については自分で表を作ったりして覚えやすいように工夫しました。

その表を毎日一回は眺めます。眺めるだけでもOKです。毎日見てたら、そのうち覚えます。

 

③基本書で理解できなかった部分を、インターネットや、他の専門書を読んで補足します。

私が使った専門書は「新保育士養成講座」シリーズです。図書館でたまたま見つけて借りました。結構値段もするので、お近くの図書館にこういう専門書が無いか一度確認してみるのも良いかもしれません。

☆「新保育士養成講座」

出版社: 全国社会福祉協議会; 改訂2版 (2015/6/1)

私は、「新 保育士養成講座」のうち、「保育原理」「教育原理」「児童家庭福祉」「社会的擁護」「社会福祉」「保育の心理学、」「子どもの保健」「子供の食と栄養」「保育実習」に目を通しました。

 

④過去&予想問題集をもう一度解きます。

間違えた問題にチェックしておきます。その際、もう一度基本書に目を通します。

 

⑤全国保育士養成協議会HPに掲載されている過去問3年間分を解きます。
合格点が取れるかチェックです。そして、取れなかった科目を重点的に復習しました。

 

 ※最低でも過去3年分は解いておいた方が良いみたいです。感想は、「解いておいてよかった」です。過去問を解いてなかったら、多分落ちていたと思います。


私は余裕が無かったので3年間分でしたが、
時間の余裕のある方は、5年~10年くらい解くことをおすすめします。

※HPの回答には、説明がありません。(答えのみ掲載されています)なので、間違えた問題については、自分で基本書テキスト等を使って調べます。

 

⑥試験に出てきそうな法律の条文に目を通したり、試験に出てきそうな資料をインタネットから検索して印刷し目を通します。

私が法律の条文を確認するのに使用したのは、「最新保育資料」(出版社: ミネルヴァ書房 (2018/4/30))です。この1冊でほぼ網羅できます。

 

私はこちらも図書館で見つけて借りましたが、条文はインターネットからでも確認できます。

 

なお、上記の「試験に出てきそうな資料」とは、私が自作した資料です。(過去問で頻繁に出題されている資料(例:「児童養護施設入所児童等調査結果」など))

具体的に何を作ったかは、下記「●試験まで残り1カ月!チェックしておくべき項目●」をごらんください!


※私が受験した時は、基本書テキストに書かれていないことも多く出題されていたような感じを受けました。なので、資料を自作して目を通しておいても無駄にはならないと思います。

なお、私が自分で資料を作ったのは試験の2週間前~1週間前とかだったと思います。なので、ギリギリに作っても大丈夫です。是非、作って目を通してください!

 

⑦間違えた問題(②と④でチェックした過去&予想問題集の間違えた問題)を再度解きます。
最後は、間違えた問題や、基本書テキストや自作の資料・法律の条文等にもう一度目を通して理解できているか確認って感じでした。 

 

●私のスケジュール●

これを「自分で決めた期限」内に終わらせるために、逆算して勉強スケジュールを考えます。そして、それをカレンダーに書き込みました。済んだことは、カレンダーから消していきます。 

大体、私の場合は、最初の2週間で基本書をざっと読み、その後、過去問・予想問題集を1か月くらいで終わらせます。(ここまで1か月半)


その後2週間で他の専門書を読んだり自分で暗記メモを作成。(ここまで2カ月)

 

残り1か月で過去問・予想問題集を再度解き、全国保育士養成協議会HPで過去問を解いたり、⑥の法律の条文・自作資料の作成・暗記を行い、⑦の復習で終了(3カ月)。

 

3カ月なので色々やっている時間はありません。短期間で集中して結果を出すためには、情報も大切です。

もし、私のように独学で保育士試験に挑戦してみようとお考えの方は、同じように独学で試験に合格された方の勉強方法を色々ネットで調べてみると、自分に合った勉強方法が見つかるかもしれません。是非、色々検索してみてください。

 ●試験まで残り1カ月!チェックしておくべき項目●

人物

(主に、「保育の心理学」に関連)

①ピアジェ

すごーく重要です。現在の保育教育にも、すごく影響を与えた人です。

具体的には、「同化」と「調節」、枠組み(シェマ)の人って覚えておきましょう。

 

ピアジェは、「子どもというのは、自分が体験したことを自分の中にある「枠組み」(シェマ)に取り込んでいくものである(=同化)。そして、「枠組み」に取り込めない体験があると、その体験に合わせて「枠組み」の方を変化させていく(=調節)。そうして、子供は世界を認識していくものである」と説明しました。


この「同化」と「調節」の働きにより、シェマを変化させていくプロセスを「認知の発達」(子どもの発達)だとピアジェは考えました。

 

そして、ピアジェは、子どもの「認知の発達」には主に4つの段階があると提唱しています。

 

ピアジェが考えた「認知の発達」(「発達の順番や、何歳ごろにどのような段階にあるのか」)は確実に理解しておきましょう。

例)子どもは産まれてから、いくつかの発達段階を経て成長する。
おもちゃを触るなどの感覚的な運動期を経て、「ごっこ遊び」などを楽しむ年齢になる。そして、「保存の概念を獲得」※したあと、子どもは論理的な思考が可能になる。

※「保存の概念」とは、ある容器に入っている水を形の異なる別の容器に移し替えても、量などの本質は変化しないということが理解できること。

 

ピアジェの認知の発達を読むと、子どもは一つ一つ発達段階を経てから成長していくことが分かります。

このピアジェの発達段階を理解しておくと、普段の子育てでも役に立つかなって思いました。

  

②エリクソン

ピアジェと同じくらい重要人物です。人の一生をを8つの発達段階に分けて、その発達過程を考えた人です。

 

試験では、エリクソンの説いたライフサイクル(「何歳ごろに、どのような発達段階にあるのか」)が問われます。確実に理解しておきましょう。

例)1~3歳 「意志」を獲得する など

 

注)ピアジェとエリクソンでは、発達段階の分け方(年齢区分)が異なります。

ここ。けっこう間違えやすいところです。注意しましょう!

 

保育所保育指針

(主に「保育原理」「保育実習」等に関連。)

・第一章
  とても大切です。試験で何度も出されています。何度も読みましょう


・第二章
 
保育の内容(乳児・1歳以上3歳未満・3歳以上の違いを理解)が大切です。

 ☆乳児→未熟・情緒的な絆が形成

 ☆1歳以上3歳未満→基本的な運動機能が発達。周囲の子どもへの関心がうまれる時期

 ☆3歳以上→基本的生活習慣がほぼ自立。集団的な遊び・共同的な活動

 上記のように、年齢によって発達段階が異なるので、条文を完全に覚えていなくても、「○○(例:集団的遊び)は、何歳ごろなら可能か?」等をイメージできるようにしておくと条文についての設問に対応できます。

 

児童福祉施設の設備と職員の基準(児童福祉施設の設備・運営に関する基準)

★『いちばんわかりやすい保育士合格テキスト上』参照
(主に、「保育原理」「児童家庭福祉」「社会的擁護」に関連)

 

・どの施設に、どの資格の職員がいるのか確認しておく
 (例:栄養士→保育所、母子生活支援施設以外・・・等)


・人数が指定されている職員の場合は、何人につき何人の職員が必要か確認しておく
(例:乳児院の看護師→乳児および満2歳に満たない幼児おおむね1.6人につき1人以上・・・等)

 

その他法律・条約など

※手元に条文が確認できる資料が無い場合はインターネットからでも検索できます。

①児童の権利に関する条約:「児童家庭福祉」「教育原理」に関連

第一条~第二十二条、第二十七条、第四十四条等は出題されやすいです。


②社会福祉法:「社会福祉」「社会的擁護」に関連

第一条~第六条には目を通しておくと良いかなって思います。

 

③児童福祉法:「児童家庭福祉」に関連

第一条~第三条の二、第四条~第六条の二、第二十一条の十一、第三十三条の九の二に目を通しておきましょう。(特に第一条~第三条、大切です!!出題される可能性大)

 

④教育基本法:「教育原理」に関連

第一条~第十五条、とても大事です。(出題される可能性大)

 

⑤学校教育法:「教育原理」に関連

第一条、第六条、第十二条、第十六条、第十九条~第二十四条、第二十六条、第三十一条、第七十二条に目を通しておくと安心です。

※上記①~⑤の法律や条文は、穴埋め(選択式)の問題が多いので、覚えれば確実に点が稼げます。

その他・資料

過去問を解いてみるとテキストには載っていない資料から出題されていることも多い。ということで、私は過去問を解いた時に自分が間違えた問題に関する資料を自分でインターネットで検索して自作しました。参考にしてみてください!

 

①生活困窮自立支援法:「社会福祉」に関連

厚生労働省のHPに掲載されいている「制度」の概要を把握しておくと良いです!

 

②人口動態統計:「児童家庭福祉」「社会的擁護」に関連

厚生労働省のHPに掲載されている「結果の概要」に目を通しておけば十分です

 

③国民生活基礎調査の概況

 厚生労働省のHPに掲載されている「結果の概要」(世帯数と世帯人員の状況・割合)に目を通せば十分です。

 

④社会的擁護の現状について(参考資料):「社会福祉」「社会的擁護」に関連

 こちらは厚生労働省HPから印刷してください。出題される確率高いです!

 

⑤児童養護施設入所児童等調査結果:「児童家庭福祉」「社会的擁護」に関連

厚生労働省HP児童養護施設 入所児童等調査の「結果の概要」から印刷してください。出題される確率高いです!

特に、資料に出てくる「●●%・●●割」という数字を覚えておくと良いです。

 

過去問(全国保育士養成協議会HPに掲載)を過去3年間分くらい解いてみると、「どのあたりを重点的に読めば良いのか」つかめます。


上記①~⑤は、私が過去問3年分を解いた時に「目を通しておこう」と思った資料です。もし、時間の無い方は、過去数年分の過去問に目を通してみて、必要と思った資料のみに目を通すという方法もアリです。

 

「食と栄養」

ミネラル・ビタミンは「働き」や「不足になると、かかる病気」をおさえておくと確実に点が取れます。

私が過去問を解いてよく間違えた項目を下記にまとめておきます。

 

■ミネラル:分布・働き・不足のときになる病気に注意です
(銅、マンガンは出題される頻度は少ないです)

・カルシウム
 分布:骨、歯等
 不足:くる病、テタニー


・リン
  
分布:骨や歯、筋肉
 過剰:カルシウムの吸収阻害など

・マグネシウム

 分布:骨、筋肉、脳など
 不足:神経過敏など

・鉄

 分布:赤血球など
 不足:鉄欠乏症貧血

・亜鉛

   不足:味覚障害、皮膚炎

・ヨウ素

 不足:甲状腺機能低下症

■ビタミン(B6,B12,葉酸は出題頻度が少ないです)
A:不足→夜盲症、小児の成長障害など
D:不足→くる病
K:不足→新生児の頭蓋内出血症、新生児メレナ
B1:不足→脚気
B2:不足→口内炎、口角炎、皮膚炎
ナイアシン:不足→ペラグラ症
C:不足→壊血病、免疫力低下

 

「保育実習」

保育実習は、ピアノ・絵に関する知識、保育所保育指針を覚えておけばokです。

・ピアノのコードネーム
理解したら確実に点が取れます。(出題される確率がきわめて高い!)

 

・描画表現の特徴

なぐりがき(スクリプル)→前図式期(頭足人、カタログ表現)・・・等、何歳ごろの表現方法なのかを理解しておきましょう。

・色彩も注意です。
色の3原色、光の3原色など、最近の過去問で色彩関係の問題が多く出題されています。

 

・保育所保育指針

保育実習の過去問を解いて、どの条文が頻出しているか押さえておきましょう!

 

★参考文献★

・「いちばんわかりやすい保育士合格テキスト」上下 成美堂出版
・『最新保育資料集2018』ミネルヴァ書房

 

以上が残り一か月で押さえておきたいポイントでした。

お忙しいなか最後までお読み頂き、ありがとうございました。